最近のハロウィンのトレンドや傾向、ブームについての特集ページ
仮装
やはり何といっても仮装です。
もともと、ハロウィンは子供たちによる子供たちのためのイベントでしたが、日本では既に大人の仮装イベントという意味合いが強くなっています。
特に、川崎の仮装パレードは毎年恒例ともなっていて、観客・パレードに参加する人も日本最大です。当日は駅周辺に大規模な車両規制が行われるほどです。
また、渋谷では体系的なイベントは無いものの、仮装した若者たちによって人で溢れかえります。足の踏み場もないほどのお祭り騒ぎになります。
仮装は欧米でも(特にアメリカの商業主義によって)産業化されており、その波がグローバル化と共に日本に入ってきているのです。
規模より質
こうした中、最近では、渋谷や川崎と言った、「規模の大きなイベント」よりも、規模が小さくても「質」を重視する傾向・トレンドにあります。
渋谷や川崎などでは日本最大級のハロウィンイベントが開かれていますが、イベントの規模の大きさよりも質を重視しているようです。
これはハロウィンに求めているニーズが多様化しているからで、一度行ったイベントより、小さくても良いからちょっと違ったハロウィンの楽しみ方をしたい!という消費者が多くなってきたことが影響だと考えられています。
サンリオピューロランドのある多摩センターなどではイルミネーション点灯のイベントやサンリオに合わせた仮装をしたり、池袋では仮装と言うより「コスプレ」に力を入れたイベントなどで盛り上がります。また、ディズニーランドでは毎年手の込んだ仮装が来場者によって披露されています。
人があまりに多いと、「非現実的」「どこか不気味」なハロウィンの魅力も幾分減ってしまいます。ハロウィンの「質」を重視することで、今年以降も、ハロウィンイベントの地域の分散化がされていくことでしょう。
ホームパーティーのブーム
ハロウィンイベントに参加しない人でも、ご家庭で焼き菓子を作ったり、料理レシピを調べて本格的なハロウィンのごちそうを作ったりすることがひそかなブームになっています。
こうした中、ハロウィン関連の絵本も子供たちに読まれています。子供たちも「ハロウィン」を意識しやすくなってきています。
英会話教室では、教室でホームパーティーもどきをしたり、スーパーでもホームパーティー用のグッズ(ジャックオーランタン型のステンドライト、各種デコレーションなど)が売っています。
こうした後押しもあって、日本でもホームパーティーが根付きつつあります。